当塾の生徒は自分から勉強するようになる子が多いです。その理由は2点あります。
同じ環境に集中して勉強している生徒が複数いる点が1点目です。
今まで本気で勉強してこなかった小学生を、受験生が真面目に勉強している空間に混ぜるだけで、何も言わなくても勉強するようになります。人間は環境に大きく影響を受けるからです。
大人も、家では集中できない人は多いです。しかし、同じ目的の人間が集まった職場や図書館やカフェでは、集中して作業ができますよね。
2点目は、コーチングを用いた指導です。
コーチング例を会話形式で紹介します。
生徒「こんにちは」
柏倉『こんにちは』
柏倉『今日は何する?』
生徒「○○します」
生徒「できました。○○が分からないので教えてください」
柏倉『ここのどういうところが分からない?』
生徒「○○です。」
柏倉『これ何を聞かれてる?』
生徒「○○です。」
柏倉『それって前回やったんだけど思い出せる?』
生徒「○○です。」
柏倉『OK、分からなくなったときに前回のページ見た?』
生徒「あっ、見てません」
柏倉『今見てごらん』
柏倉『どう解くんだっけ?』
生徒「○○です。」
柏倉『OK!じゃあ定着させるためにはどうする?』
生徒「今日帰る前にもう一回解いて、次回また解きます」→体験の段階でここまで持っていきます。
ウチの子消極的で質問できないんです」という相談がありますが、こちらから問いかける指導ですので問題ありません。私との信頼関係が構築された後は、自発的に質問できるようになります。
ご家庭では会話を疑問形にするだけでも、子どもが嫌々行動することが減るはずですので、ぜひ疑問形会話は、ご家庭でも意識してみてください(※コーチングに興味がある方は、ネット検索でも解説サイトがあります。本もたくさん出ていますので、参考にしてみてください。コーチ側に根気が必要ですが、ご家庭で実践されている方は、お子様との関係が良好になっています)。
子どもたちはすでに学校でインプットをしてきています。ですから、成績アップのために力を入れるべきはアウトプットです。成績不振の子は、アウトプットが圧倒的に足りません。
アウトプット:インプット=7:3が最も成果が出ると、研究で明らかになっています。つまりアウトプットは インプットの2倍以上の時間が必要です。「自習が最強の学習法」という専門家もいるくらいです。
学校の授業では、アウトプットが不十分なのは、受験勉強に本気で取り組んできた方なら、ご理解いただけるはずです。
教えないとできないと思うのは、我々が受けてきた日本型つめこみ教育が原因なので、そう思う方も少なくないかもしれません。
車の運転や料理を考えてみてください。教えてもらうだけで、できるようになりますか?少し教わったら、あとは自分で反復練習して、どんどん上達していったはずです。
小学生の段階で自習能力がついていないと、中学校入学後に成績を維持するだけで大変苦しみます。
強制しなければ、自発的にやろうと思うのが人間の脳の働きです。能動的な勉強は、習慣となり、勉強を楽しくします。その結果、家でも自分から勉強するようになる子もいます。
子どもが勉強に前向きに取り組むようになったら、あとは勉強時間を増やしていくことで、成績は上がっていきます。
一つ誤解なさらないでいただきたいのは、初めてのことを勉強するときは、当然「教えます」ので、ご安心ください。
保護者様は「テスト予定とテスト結果だけ」お子様に持たせていただければ、OKです。どうテスト勉強するか、どう復習するかも自分で考えさせます。
コーチング効果を最大化させるために、ご家庭での学習面での手出し口出しや、勉強を教えたりすることはお控えください。 手出し口出しは、子どもを受け身の態度にしてしまうからです。
勉強面の干渉が必要ない代わりに、お子様が全力で勉強に向かえる環境作りや、メンタルサポートはよろしくお願いします(詳しい方法は、よくある質問をご覧ください)。
現代はゲーム、スマホ、TV、漫画など、魅力的なエンタメが非常に多いです。我々が生きてきた時代と環境が全く違います。このエンタメに囲まれた自宅で勉強をさせるのは、どのご家庭も非常に苦労されています。
私はわざわざその苦労をする必要はないと考えています。
エンタメを我慢し続ける人生なんかつまらないですよね。「エンタメはエンタメで思いっきり楽しんでほしい、勉強は塾でしてしまえばいい」という考えで、当塾では、家でやるべき勉強や宿題を塾でやってしまう代わりに、宿題を出していません。
家には誘惑するものがたくさんありますから、宿題よりも好きなことに時間を使ってしまう子がほとんどだからです。
小学生のような低年齢層には宿題の効果はあまり期待できず、中学校や高校など校種や学年が上がるにつれて効果が期待できるということが分かっています。
学校がたくさん宿題を出しても、子どもがそれをただこなすだけなら効果は期待できません。逆に、内容や量が適切で、子どもが能動的に取り組めるものだった場合は、成績向上につながります。
「塾に入ったのだから、家でも勉強してほしい」と考えている人は、以下の点を冷静に考えてほしいです。
今の状態のお子様に宿題を出したとして、
・自主的にやるでしょうか?
・やったとしてどれだけ集中してできるでしょうか?
・あなたは仕事から帰って、仕事を自主的にできますか?
これらの質問に前向きな答えを返せなければ、宿題にほとんど効果はありません(上の画像記事のように逆効果になる可能性があります)。安らぐ場所の家では、みんなやりたいことを優先し、やりたくないことを後回しにするからです。
色々お伝えしまいたが、要は家では勉強をさせずに、宿題も自学も塾で完結させればいいんです。そのために当塾は週3回以上の通塾回数となっています。
本当に成績が上がるかも心配ですよね。学力には個人差がありますから、一般の個別指導塾のように、1コマ〇〇分などで、全員の成績が上がるはずがありません。そこで、塾生は自習室を365日24時間無料で利用でき(通い放題契約の場合のみ)、回数・時間無制限で先生の指導を受けられるシステムにしています。
つまり「成績が上がるまで」、あるいは「宿題が終わるまで」、塾で勉強することができるのです。こう書くと厳しい塾のように聞こえますが、当塾は1軒家の塾ですから、アットホームな環境でリラックスして勉強ができます。
塾は長く通う場ですから、お金の面は心配ですよね。
割高なプロ講師の個別指導、塾に回数無制限通い放題、というシステム。大手塾なら間違いなく10万円以上かかります。
月謝を抑えるため、当塾の運営は先生柏倉1人、 自宅兼塾でテナント料を抑え、おかげさまでチラシ広告等を一切出す必要もないなど、余計な経費を一切かけておりません。当塾でかかる費用は、定額月謝のみです。
以下、月謝を紹介します。
月謝は入塾時の学年で決まります(新学年扱いは3月から)。学年が上がっても月謝の変動はありません。中学生になっても、入塾時の月謝でずっと通えます。
・週3回以上なのは、学習習慣をつけるためです
・水金は自習日のため通い放題コースの指導は週5です
※ 週3ですと月12~15回、通い放題ですと月最高で31回通えます。5000円(税抜)の差で、理論上、2倍以上の回数通塾できるので、通い放題のほうが圧倒的にお得となっています 。
※当塾の中学生の学習指導は若干特殊になります。詳しくは自習室ページをご覧ください。
※中学受験ご希望の場合は、上記月謝ではありません。最下部にリンクがありますので、そちらからご覧ください。
理由はシンプルです。学年が上がるほど指導が大変になるからです。そして、当塾に長く通うほど、自力で勉強できる力がつくため、私の負担が減るからです。
学年が上がっても、入塾時の月謝でずっと通えますので、低学年からの入塾が一番お得です。
一般の学習塾に必ずといってある「入塾金・教材費・諸経費」等は一切なく、長期休暇やテスト前の追加費用も一切ございません。 かかる費用は定額月謝のみの明朗会計です。
小さいうちから勉強習慣と、自力で成績を上げる力をつけると、子育てが圧倒的に楽になります。ぜひ低学年からの入塾をご検討ください。
そもそも大半の子どもは、「塾で勉強しているのだから、家ではゆっくりしたっていいじゃん」と思っています。一方で、親は「家でも勉強してほしい」と思っています。
その希望を実現するには、「家で自然と勉強するような習慣を家族全員で作る(習慣化)」あるいは、「家で勉強をやるしかない環境を徹底して作る(義務化)」どちらかをやっていただくしかありません。後者は成果が上がりづらいので、お勧めしません。
それらが現実的にできないご家庭が多いので、当塾があります。当塾では、「週3回コース」よりも、「通い放題コース」をおすすめしています。※自習日である水金をお休みとすると、実質週5(小学生)。
回数が多くて大変だと思われがちなのですが、精神的な負担は一般の塾より、何倍も楽になります。
なぜなら、子どもは家で宿題をやるというストレスから解放され、保護者様は家でお子様の勉強のサポートを一切しなくてよくなるからです。通い放題で通ってみると分かるのですが、子どもも親も精神的に楽になります。
現在家で「自主的に」勉強できている場合は、週3で大丈夫です。
ですが、やはり塾の方が集中できるということで、始めは週3で通っていても、途中から通い放題に変更するご家庭も多いです(※上のLINE画像参照)。現在約7割のご家庭が通い放題で通っています。
当塾では保護者様に学習指導や管理をお願いすることは、一切ありません。お願いしたいのは送迎と(家が遠い場合)、以下の5点だけです。
・笑顔
・ほめる
・認める
・見守る
・見本になる
上記5点を徹底していただいたご家庭は、100%成績が上がっています(学習障害などの場合は除く)。5点に関しての詳細な内容は、「よくある質問」をご覧ください。
「他の習い事がある日は、1日30分の通塾でもかまいませんので、とにかく毎日通ってください」というのが、私からのメッセージです。
勉強習慣をつけるために、これが一番現実的で、平和的な解決策だと思います。後は子どもをどう納得させるか、他の習い事とどうスケジュール調整するかが問題です。 その点は一緒に考えますので、ご相談ください。
私が保護者様にお願いしたいことは、「塾と子どもを心から信じてください」ということです。 それ以外にも、ぜひ「塾をお探しの方へ」の記事を熟読していただき、NG行動を避けていただけると、すぐに成果がでます。
一例を挙げると、
・家で勉強しないからと言って、毎日「勉強しなさい」と言う
・子どもが望んでいないのに、親がいいと思った教材を買い与える
・テストが心配になり、子どもに勉強を教えたり、勉強法のアドバイスをする
などはやっていただかなくても大丈夫です。専門知識のない医者でない人が、患者を自己判断で診察したり、よかれと思って投薬をしたらどうなるかは想像できますよね。上記3つは、成績が上がらないご家庭の特徴です。
ある保護者様は「子どもが勉強しやすい環境を作るのが親の役目」とおっしゃっていました。私と会話をしたのは、入塾時と合格報告のときのみです。私とのやりとりは、全て子どもに任せていました。
その子は、ほぼ毎日自習に来て、私のコーチングを受けながら、トップ校に合格しました。そういう子は「もともと勉強ができたのではないか」とおっしゃる方もいそうですが、入塾時は平均点でした。受験期には平日4時間、休日10時間は勉強していました。
子ども、親、先生それぞれ役割が違います。それぞれが自分のやるべきことを最大限やり、最小限の負担で結果を出す。余った時間は人生を楽しむ。これが理想ではないでしょうか。みんなが幸せになります。
入塾ご希望の方は、ぜひ体験でのお子様の変化にご期待ください。
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